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広告代理店のブラック営業会社ではたらいた経験をつたえようとおもう

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フリーペーパーなんかの広告や求人をつくってる広告代理店や出版社ってどういう仕事をするのか経験したことをかいてみました。

現在ではブラック企業が問題にあがることもおおいですが10年くらい前に働いていた広告代理店はまさに典型的なブラック企業でした。

そんなブラックな会社だったけど募集のページはおしゃれで働きやすそうなかんじだったし、広告代理店ってかっこいい気がするなどと安易にかんがえて決めた会社。

 

もちろんブラック企業という言葉もなかったけれど、何もかんがえなかったツケか、その後ブラック企業の洗礼を受けることになる。

「サービス残業、パワハラ、休日出勤」あたりまえのイケイケな職場だったけれど、当時の広告代理店なんて体育会系のブラック会社ばっかりだった。

そんな広告代理店でのブラック経験ですが、これから転職なんかを考えてるひとに、こんな会社もあるんだなって参考にしてもらえればとおもいます。


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■ブラック広告代理店のお仕事内容

働いていた会社はじぶんでも求人誌を発行している、出版社と代理店を合わせたようなところだった。

その会社はブラック企業の王道らしく、広告や求人をむちゃなテレアポや飛び込み営業でとってくるスタイルの営業。

売ってくるものは、

  • 見開き求人1ページ・20万円
  • 求人1ページ・10万円
  • 求人半ページ・5万円

というかんじでスペースごとに金額がきまっていて、営業マンには売れると10%のインセンティブが入る仕組みだった。

むかしは求人誌は雑誌しかなかったのでたくさん売れたらしいが、入社ころにはウェブ求人がメインになりつつあったころで売りづらくなっていた。

そして、広告や求人がゲットできると紙面のデザインまでつくりデザイナーと打ち合わせまでする編集の仕事もあわせてやっていた。

 

営業をがんばってたくさんの契約を取ればとるほど広告をつくる必要があり深夜残業もザラなくらい忙しくてどうしようもなくなる。

しかも、土曜日の2週は出勤させられていたこの会社での月残業は200時間をゆうに超えていた。

 

■ブラック営業マンはたらき方

出版社も兼ねていたので発行している雑誌に書かれている電話番号に外注がかかってくることがたまにあった。

その外注はテレアポすることなく契約までたどりつけ数字は電話を取ったものについたので、外線電話は一瞬でとられる争奪戦。

 

もちろん、そんな電話が毎回とれるわけもなく、いつもは他社の求人誌や雑誌を手当たりしだいテレアポしまくるというスタイル。

何度も電話をかけてるのにぜんぜん共有されていないから、はじめは地雷のような会社に罵倒されるが、経験していくうちにかけてはダメな会社もわかってくる。

 

ブラック会社では論理的思考なんてまったくひつようじゃなく、精神論を押しつけてくる上司ばっかりだった。

そんな営業会社でのはたらき方は頭でかんがえるよりも、少しでも汗をながして契約を取ってこいという、昭和のきびしい営業会社ってかんじだった。

 

■あほらしくなるノルマ制度

営業をしているのだからノルマがあるのがあたりまえと思うでしょうが、この会社でのノルマ制度はひと味ちがいました。

ノルマは1週間ごとに月30万円とか設定されるけど、たとえ週の中ごろに達成できても上司の気分ひとつで上乗せノルマが課されるなど、まるで達成させる気がない。

もちろんノルマを達成できないことなんてザラにあるのだけれど、そんなときは詰められてノルマに足りない分を自腹で切らされた。

 

しかしそこは営業マンもブラックなひとばっかりで、広告がとれたと嘘をついて架空の売り上げを計上する「てんぷら」なんてことばかりしてノルマを達成してた。

そんな営業マンばっかりだから売上なんて嘘ばっかりで、むしろちゃんと集金したお金を自腹対策に着服するつわものもいる、混沌とした営業現場だった。


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■パワハラが日常茶飯事なやんちゃな人々

高いインセンティブをもらえる厳しい営業職だったらどこでもあると思うが、はたらいていた広告代理店も暴言がとにかくひどかった。

毎朝の朝会ではノルマの達成できないメンバーを集めては30分もかけて怒鳴り散らして、つるし上げをするブラック営業のありがちな日常。

ゴミ箱を蹴り大きな音をたててビビらせたり、イスをぶん投げたりとやんちゃな人たちが多かった。

 

こういう会社では怒られてるフリとか、怒ってるフリとか、とにかくパフォーマンスをすることがなにより重要。

 

■営業職を選ぶなら時代を読もう

こんなブラック会社だったけど、平均年齢は意外にもたかく離職率が高いながらも、長年勤めるベテラン営業マンもたくさんいたし、独立して社長になるようなひともいた。

インターネットが普及してくるまでの紙媒体がメインだったころは儲かったらしく、ブラックだったけどそれなりにうま味もあったようだった。

しかし、紙の求人が厳しくなってきた時代なのに、あいかわらずスタイルを変えなかったところがわるかったらしく、無理やりノルマで乗り切ろうとして数十年つづいていたその会社は倒産した。

 

ブラック企業かどうかに関係なく、営業職なんて売りやすい商品を売ってた方が断然ラク。

だから転職をするならブラック企業に入らないように気をつけるのとおなじくらい、どれくらい売りやすいものを売ってるのかを見極めるのが大切です。

 

■さいごに

こんな典型的なブラック企業だったけど、つらかった思い出より、ある意味楽しかった思い出のほうがある。

とくにパフォーマンスというか、言葉ひとつでメチャクチャに切れらるから、コミュニケーション能力の向上にはいいかもしれない。

まぁ、わざわざブラック企業にはいることもないので、こんな会社もあるんだなくらいにみてください。

 

最後までよんでいただき、ありがとうございます。


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