前回の記事ではXMAPPというApache + MySQL + PHP + Perl が使えるソフトウェアのインストールまでをご紹介しました。
XMAPPでApacheとMySQLが動作中であることを前提に進めますので、XMAPPの準備が済んでいない場合は、上のリンクからXMAPP起動方法をご確認ください。
それでは、ローカル環境でワードプレスをテストできるように、ワードプレスのインストールのやりかたをご紹介します。
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目次
■ローカル環境へのワードプレスインストールまでの流れ
1、公式サイトからのワードプレスのダウンロード
まずは、https://ja.wordpress.org/からワードプレスの最新版をダウンロードします。
画面右下のダウンロードボタンを押すと自動的にダウンロードされるので、いったんローカル環境にダウンロードします。
2、ダウンロードがおわったらワードプレス用のDBをつくる
ワードプレスはデータベースを利用してサイトを構成していきます。
XAMPPのデータベースを起動してadminのボタンを押して、データベースの管理画面に飛びます。
そしたら管理画面にはいることができます。
データベースを作成するには、「データベースを作成する」の箇所につくりたいデータベース名を入力しましょう。
上の画像の場合は、「ds_1」というデータベースを作成しています。そして「照会序列」は「utf8_general_ci」を選択します。
そして、「作成」のボタンを押せば、データベースが作成されます。
3、データベース接続情報をワードプレスと紐づける
ワードプレスとデータベースを紐づけするためにダウンロードした「wp-config-sample.php」を開きます。
ローカル環境でデータベースに接続する為に更新がひつような箇所は以下のとおりです。
設定がおわったら、「wp-config-sample.php」を「wp-config.php」という名前に変更して設定完了です。
ワードプレスをインストールするには、ダウンロードしたワードプレスパッケージをXAMPPをインストールしたフォルダの中にある「htdocs」というフォルダへ入れます。
これでワードプレスをインストールする準備が整いました。
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4、ワードプレスをインストール
ワードプレスでダウンロードした「wp-admin」のフォルダにある「install.php」にアクセスしてワードプレスをインストールします。
ここで注意してほしいのが、ダウンロードされたファイル「install.php」を直接右クリックして開こうとすると、正しくインストール画面を開くことができません。
XAMPPのワードプレスのインストール画面を開くには、ブラウザを立ち上げて以下のとおりワードプレスのインストール画面にアクセスをします。
「http://localhost/wordpress/wp-admin/install.php」と入力してください。※wordperssの部分を変更していたらパスに注意してください。
すると以下のようなインストール画面が表示されます。
必要事項を入力すれば晴れてワードプレスのインストールが完了となります。
もし、この画面にいかない場合に可能性が高いのがDB確立エラーとなりますので、「wp-config.php」のDB名、ユーザ名などが間違ってないか確認してください。
また、上の検索エンジンでの表示はローカルでは使いませんのでチェックはいらないとおもいます。(のちのち変更可能です)
5、さいごに
今回の第2回の記事ではローカル環境にワードプレスをインストールするところまでご紹介しましたが、次回はワードプレスを構成するファイルをご説明しようとおもいます。
ワードプレスはきわめて自由度のたかいCMS(コンテンツマネージメントシステム)となっていますが、ある程度の基本を押さえておかないと使えません。
これからワードプレスをつかって自由にサイトをいじりたいと思っているひとにむけて紹介できればなとおもいます。
最後までよんでいただき、ありがとうございます。
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